【CosPaレポート①】Cosme Park SAGA始動!熱気あふれるキックオフイベントレポートをお届けします

Cosme Park SAGA(通称:CosPa)コスメビジネス支援レポート|2025.07.28

 

6月30日に「SAGAコスメティック・イノベーション ― コスメ県SAGAの可能性を考える」キックオフイベントを開催しました。
会場は当初40席の予定でしたが急遽60席へ拡大し満席となり、オンライン参加も約70名に達し、オンライン合わせ約130名程度にご参加いただくなど、大盛況となりました。

本レポートでは、会場の様子を写真と共に振り返ります。

Cosme Park SAGA 始動!

今年度から始まった「Cosme Park SAGA(通称:CosPa)」は、コスメビジネスを「始めたい」「広げたい」方に向けた、「学び・つながる」ことができる共感・共創型コミュニティです。
佐賀県内外問わず、参加可能なため、異業種参入もコスメ業界が気になる方も大歓迎ですよ!

CosPaでは、「コスメ県SAGA」を掲げ、
・県内各地でのセミナー開催(月1回程度)
・自社PR・情報交換ができるオンラインコミュニティの開設
・ブランド開発や販路拡大に関する専門家との個別相談
・首都圏での発信イベントの実施 等、
複数の取り組みを展開していく予定です。(CosPa活動内容の詳細はこちらをクリック

今回のイベントは「CosPa」の始動に伴い、佐賀コスメの“いま”と“これから”を体感できるトーク&ネットワーキングイベントとして開催しています。
コスメティック構想の紹介や先行事例の共有、実践者によるリアルトークを通じて、参加者が“自分ごと”として関われる第一歩を後押しし、参加者同士の交流会やライトニングトークも行いました。
佐賀から始まる共創の一歩として、学びと出会いを生む熱い時間となりました。

佐賀県のコスメティック構想

佐賀県では、豊かな自然環境と本物の地域資源があることを活かし、唐津市・玄海町を中心に美と健康に関するコスメティック産業を集積させ、コスメティックに関連する自然原料の供給地となることを目指しています。

そこで、まずは佐賀県のコスメティック産業推進室長・東より、2013年から進めている「コスメティック構想」について説明させていただきました。
コスメティック構想とは、①コスメティック産業の集積、②自然由来原料の供給地化を目指すもので、「コスメ県 SAGA」の勢いをさらに加速させていきたいとしています。

パネルディスカッションとライトニングトーク

パネルディスカッションでは
・徳留 嘉寛(とくどめ よしひろ)さん (国立大学法人 佐賀大学 教授)
・松尾 聡子(まつお あきこ)さん  (株式会社バーズ・プランニング 代表取締役)
・高橋 洋介 (たかはし ようすけ)さん(株式会社イロップ 代表取締役)
をゲストに迎え、「コスメ県SAGA の可能性を考える」というテーマでディスカッションを行いました。

徳留教授は、佐賀県の研究環境について「当初は不安もあったが、佐賀大学や九州シンクロトロン光研究センター、工業技術センターなどが近隣にあり、研究環境が非常に良い。地方でありながら、施設が適度に集まっており機動的に動ける点も魅力」と語り、研究者としての視点から佐賀の環境を高く評価されていました。

また、松尾さんは、唐津の椿油を核に地域デザイン型コスメを開発し、島民と循環型ビジネスを構築した経験を紹介してくださいました。

そして高橋さんは、大手およびD2C双方でのブランド立ち上げ事例を踏まえ、「ローカルハブとして佐賀を世界に発信できます」と今後の展望を示されました。

※徳留教授、松尾さんに過去に実施したインタビュー記事が(こちら)から参照いただけます!

 

ライトニングトークでは、イベントに参加された下記企業の方々が、どのような事業を行っているのかを熱く語ってくださいました。

・株式会社ロイス様
・三栄興産株式会社 様
・Japan Cosmetic Center 様
・プライベートサロンSaga 様
・美ライフスタイルLabo 様

 

次回のイベントは……!

次回は7月29日に「ゼロから学ぶコスメビジネスのリアル」を開催予定です。

パネルディスカッションで登壇いただいた高橋さんによる、コスメビジネスの立ち上げからお客様の手に届けるまでのあらゆるポイントにおける「リアルな話」を伺います!
コスメビジネスへチャレンジしたくなる2時間となっておりますので、是非ご参加ください!

詳細はこちらをクリック